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市内初 ヘルメットを常備 PTAが600個寄贈

公開:2012年9月8日

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栁下校長(右)にヘルメットを手渡す小林会長(左)
栁下校長(右)にヘルメットを手渡す小林会長(左)

 市内本町の三の丸小学校(栁下正祐校長・児童数531人)に同校PTA(小林泰一郎会長)から600個のヘルメットが寄贈された。市内には36の小中学校があるが、ヘルメットが常備されるのは初めて。

 今年で20周年を迎える同校のために、PTAが積み立てていた基金を活用してヘルメットを購入した。小林会長は「市の防災セミナーで、重く固い落下物などは、防災頭巾では守れないと聞いた。ぜひ子どもの安全に役立ててほしい」とコメント。栁下校長は「子どもの命を守るのが最優先。防災訓練で守る術は身に付けたが、身を守る用具がなかったのでありがたい」と喜んだ。また児童に対し、「地震は『いつ来るか分からない』ではなく、『すぐ来る』と心掛けてほしい」と呼び掛けた。

 3日には寄贈されたヘルメットを使用し、避難訓練が行われた。当日は地震発生後、津波警報が発令されたと想定。ヘルメットを着用して机の下に身を隠し、その後全児童が4階に集合した。高橋那生くん(3年)は「固いヘルメットだと何かが落ちてきても平気そう。安心できる」と話した。

 ヘルメットは通常時、邪魔にならないよう、各生徒の椅子の下にワンタッチで外せる布のベルトで固定される。子どもでも簡単に素早く使用できるよう、アジャスターがワンタッチのものに変えられているなど、随所に工夫がされている。
 

津波の被害を受けない高さと想定される4階の広い廊下に避難
津波の被害を受けない高さと想定される4階の広い廊下に避難

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