市長対談vol.2 地下街 再開波及効果に期待
小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2013年1月12日
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地下街の可能性を語る市長
「懸案の地下街については、これまで閉じていることで小田原経済衰退の象徴的な存在でしたが、ここに地域の力を集めて再開するという段階に入っていきます。実際に動いてくれば、色々な意味で波及効果が出て、地下街を通じて地域の物産やサービスが、きちんと地域の「お金」として回っていくわけですから地域経済活性化推進の力になるはずです。
工事期間になるとどうしても地下街の通行が出来なくなり、ベルジュも３月閉店で、工事に伴って一時的には駅周辺の商業活動に少なからず影響を与える、ということはあると思います。ただ、周辺の商店街との連携や、「芸術文化創造センター（市民ホール）」を整備していくことと並行して進めていくなかで、アートの街づくりといった事業など、様々な仕掛けをしながら街全体の賑わいが損なわれないように配慮していきたいと思います。
地下街は、小田原スタイルのマーケットのような商いにまつわるものが基本となり、地場の物産や関連するサービスを提供する商業者で構成されていきます。また駅周辺を回遊してもらうためのタウンカウンターも設置する予定です。できるだけ市民の皆さんにも関わっていただきたいと思っていますので、それが可能になるよう、運営や店舗作り、情報提供のブースなどのあり方を工夫することにはなると思います」
＝１月19日号に続く
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