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佐藤理事長インタビュー 小田原JC 「想いを未来につなぐ」

公開:2013年1月12日

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佐藤友彦理事長
佐藤友彦理事長

 まちづくりに様々な角度から積極的に携わっている青年団体・社団法人小田原青年会議所(小田原JC)。1月に新年度のスタートを切った小田原JCの佐藤友彦新理事長(36)に話を聞いた。

スローガンは「つなぐ」

 ――毎年新たなスローガンを掲げていますが、今年のスローガンは。

 「今年のスローガンは『つなぐ』。小田原JCは1958年に誕生し、今年で56年目、55周年という節目の年を迎えます。長きにわたり、それぞれの時に、それぞれの先輩たちが想いを持ってまちづくりに尽力してきました。それをしっかりと受け止め、先にある未来に向けてつなげていきたい、との想いを込めています。また、一昨年の大震災を振り返ってみても、決して人は一人で何かできるわけではなく、人や地域との「つながり」が見直されました。JCの運動も自分たちが良いと思って行動するだけでなく、地域や行政から求められるニーズをしっかりと把握し、人と地域とのつながりをもって、少しでも良いまちづくりをしていきたいです」

 ――55周年ということですが、特別な事業は企画していますか。

 「記念式典は行いますが、その他に特別なことをするわけではありません。次の60年に向けて、地に足をつけて活動していきたいです」

重点事業は教育と広域連携

 ――今年特に力を入れたい事業は?

 「今年3回目となる「ソウルフードフェスタですね」

 ――秋に行っている食のお祭りですよね。初代委員長が佐藤さんでした。

 「はい。ホップ・ステップ・ジャンプで、今年は仕上げの段階です。明確なビジョンを掲げ、地域に特化した内容にしていきます」

 ――そのほか、どのような事業を展開したいですか。

 「教育事業に力を入れていきたいと思います。学校教育、家庭教育があるなかで、JCができる教育とは何か?地域教育という観点で、学校、家庭で補いきれないものをニーズとしてとらえ、それを補完していく役目を担っていきたいです。教育関係者としっかりと連携して、対話して、JCにやってもらいたいことを把握して事業にしたい。私は青少年教育だけ、親の教育だけではだめだと思っています。子と親が組みになることが理想なので、親子を対象にした事業を行っていきたいです。

 あと昨年ソウルフードフェスタの際に行った、灯想夜(ともそうや)小田原城キャンドルナイト。広域連携事業の一環として始めました。箱根を囲む周辺地域の連携を図って総合的な観光エリアを創造していくという壮大なスケールを見据えた事業です。まずは入り口である小田原での取り組み。昼間に行われるお祭りが多いので、夜楽しめて観光につながるものを企画をしたかったのです。また、小田原城を小田原市民にもう一回見直すきっかけにもなってほしい。小田原城を有効活用して、みんなが城に親しみをもってもらえるような事業に仕立てたいです」

 ――今年の抱負は。

 「全てのメンバーが今年の最後に1年を振り返ったときに、『自己成長を遂げた』と実感できる1年、『色々なことがあったけど、がんばってよかったな』と会員が感じられる1年にしていかなければならないと思っています」
 

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