御用米曲輪 新発見も 本日10時から現地説明会
小田原市は小田原城跡御用米曲輪(くるわ)の発掘調査で発見された「池の跡」について、本日12月21日(土)に現地説明会を開催する。午前10時から午後3時まで。
発見された池は、外周45m以上。池の護岸に五輪塔や宝篋(ほうきょう)印塔の石材をきれいに並べ、湾曲させ貼り付けているのが特徴。このような形態の池は全国的にも例がないという。また池にあった土の上層には江戸時代の瓦が含まれていることから、池が最終的に埋まったのは江戸時代と見られている。
池の役割と、昨年度確認された庭との関係について市文化財課は「現在調査中。新しい発見もあったので、当日はそこを中心に説明する予定。楽しみにしていてほしい」と話している。
当日は城内弓道場付近に集合し、午前10時・11時・午後1時・2時からの計4回、調査担当者が解説するほかスタンプラリーなども行う予定。各回30分程度。申込み不要、入場無料。小雨決行・荒天中止。
問合せは郷土文化館【電話】0465・23・1377。
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