意見広告 駅前図書館に市民の意見を 小田原市議会議員 植田理都子
小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2015年1月1日
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12月議会中の厚生文教常任員会において、「小田原市図書館施設・機能整備等基本方針（案）」がまとめられたとの報告がありました。
「方針（案）」は、城内の市立図書館の今後のあり方を「（仮称）駅前図書館」と南町旧保健所跡地への「文化・生涯学習施設」の新設で対応することなど、ハコモノ整備も含んでいます。現在、いわゆるパブリックコメント募集の手続きに入り、その締切は１月13日となっています。
図書館は市民が使う施設です。図書館をめぐるこれほど大きな課題へ市民の意見を募集するにあたり、今回の情報提供の仕方は十分と言えるでしょうか。市民の意見を聞き、市政を進めるという形式は整っていますが、市長の肝いりで２０１１年に施行した「小田原市自治基本条例」に規定されている執行機関の責務や情報の共有が果たされているようには思えません。
ともあれ、小田原駅東口の広域交流施設の計画が順調に進めば、このビルの中に新たに図書館が開設される可能性は高いと言えます。駅前図書館はどのようなものであればいいのかという議論は、特に急いで進めなければなりません。
まずはみなさん、インターネットや公共施設などでこの「方針（案）」をご覧になって、図書館の説明を受けるなどして読み込んでみてください。問合せ先は、かもめ図書館【電話】０４６５・４９・７８００です。
植田理都子
TEL:0465-22-5004
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