小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2015年3月28日
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小田原市が取り組む、花と緑が豊かな街づくりの一環で行われた「オープンガーデンコンテスト」で、市内高田の土田和博さん（69）＝写真＝が最優秀賞に選ばれた。
コンテストは昨年11月、市民を対象に、鑑賞できる庭や花壇など自慢の庭園の写真を募集。53点の作品を小田原フラワーガーデンとハルネ小田原に掲示。一般から５７２３票の投票があり、土田さんが最多票を集めた。
娘の勧めで、コンテストの締切り当日に作品を応募した土田さん。受賞を聞き、「とても驚いたが、自分の庭に共感してくれる人がいてうれしい」と、お気に入りの紫木蓮の前で頬を緩めた。
一面芝生だった庭に、土田さんが手を入れ始めたのは８年ほど前。樹木の選択から高低のバランス、雑貨の配置など、全て自己流で完成させた。「春は木漏れ日、秋は紅葉の温もりが楽しめる自慢の庭です」と妻と並んで笑顔を見せた。
３月14日に市役所で行われた表彰式には、土田さんを含む５人の入賞者に小田原産間伐材の盾と小田原鋳物の風鈴が贈られた。なお優秀賞には黒柳延彦さん、鈴木三郎さん、畠山尚さん、米山章子さんが選ばれた。
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