曽我梅林の梅農家の一部で小田原の名産「十郎」が枯れる被害が出ている問題で、その原因について調査を続けてきた県農業技術センターは、6月初旬に「灰星病の症状と考えられる」と発表した。
JAかながわ西湘によると、十郎の集荷量は年々増加していた(2011年度・52トン→2014年・81トン)が、今年は64トンと昨年に比べ、約2割減少した。JAの担当者は「灰星病が影響した可能性もゼロではないが、気候によるものとも考えられるので、灰星病ばかりが原因とは考えづらい」と分析する。
上曽我で梅農家を営む星野和夫さんらは収穫・出荷を終えた7月9日、周辺の農家で組織する「農事研究会」で情報交換会を開催。収穫量と灰星病の被害状況などを確認した。会員からは「十郎だけでなく小梅にも見受けられる」「収穫しはじめてから枯れに気付いた」といった困惑した声が聞かれたほか、「効果的な対策はないのか」という切羽詰まった不安も。これに対し、参加した農薬会社のスタッフは「『この農薬が効く』とは一概に言えず、散布してみないと効果は分からない。まずはカビを防止するために風通しの良い環境作りが必要」と苦しい現状について語った。
灰星病の対策で難しいのはその感染力の強さ。一部の農家が対策をとっても空気や雨を介して感染することから、地域全体で取り組まないことには根本的解決に至らない。星野さんらは「今後もできる範囲で曽我の農家全体に理解と協力を呼びかけたい」と話し、「枯れ枝の剪定、焼却処分を徹底し、園内にカビが発生しづらい環境にしていく」と対策の方向性を決定した。
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