小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2015年10月17日
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受賞式に出席した古川社長（左）
（株）古川（古川剛士社長）が９月25日、「がん対策推進企業アクション」から、がん対策推進パートナー賞を受賞した。
これは、がん検診受診率50％超をめざす厚生労働省が主導する国家プロジェクト。同社では社員のがん検診に積極的に取り組んでおり、その受診率がほぼ１００％だったことが高く評価され今回の受賞に至った。
同社ががん検診に力を入れるようになったきっかけは、オフィシャルスポンサーを務める湘南ベルマーレフットサルクラブに所属する久光重貴選手が受けたがん宣告。身近な若者の発病にショックを受けながら、クラブのオフィシャルチェックで発覚したという事実に、検診の重要性を再認識したという。
検診以外にも、同クラブのトレーナーを毎週招いて行うストレッチ、久光選手による講演開催など、社員の健康増進に向けてさまざまな活動を展開している同社。「社員が気持ちよく働けるためには、家族の健康があってこそ」と、現在の目標は目下約60％の扶養者の受診率向上だ。
今回の受賞にあたり、同社担当者は「小田原の企業では地元の人が多く働いている。こうした取り組みが他にも広がれば、企業の地域貢献につながるのではないか」と話していた。
久光選手の社内講演会
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