小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2016年6月11日
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お色直し後に甲冑姿で登場した貴志さんと梓さん
明治時代に活躍した政治家・黒田長成の別邸で、国の登録有形文化財に指定されている市内南町の清閑亭で６月４日、２００５年に市所有になって以来初となる結婚式が挙行された。
都内に住む新郎新婦の剣持貴志さん（31）と梓さん（31）は、ともに南足柄市出身。古民家で式を挙げたいと会場を探していたところ、清閑亭の落ち着いた雰囲気に魅力を感じて使用許可を打診したという。
式のテーマは「夏休みに田舎の祖父母の家に親戚皆で集まった日の宴会」。二人の希望で参列者らはアロハシャツや浴衣に身を包み、庭では三線の演奏や流しそうめんが振る舞われるなど終始リラックスした雰囲気の式となった。
貴志さんは「前例がない会場での式で苦労もあったが、皆に楽しんでもらえて良かった。受け入れてくれた清閑亭の皆様に感謝しています」と話した。
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