市内田島にある伊与田道場の3選手が8月14日、平塚市総合体育館で開催された「全国ジュニア空手道選手権大会 清武会カップ2016」に出場し、皆本丈君(湘光中1年)と宮川太陽君(アレセイア湘南高1年)が優勝、飛永彩乃さん(秦野南中2年)が3位となった。
中学生男子軽量級の部を制した皆本君=写真下=は、ここ半年で優勝2回、準優勝4回と絶好調。今大会では、初戦こそ延長戦にまでもつれ込む大接戦を展開するも、僅差で勝利を収め勢いに乗った。その後は、持ち前のスピードと力のある突きで他を圧倒。優勝まで一気にかけ上がった。
「優勝だけを狙っていた」と振り返る宮川君は高校生軽量級の部に出場。6月の大会では下段回し蹴りで敗れ、下段攻撃への対策を中心に練習に励んできた。迎えた2回戦ではその成果を披露。確かな手応えを感じつつ、この大会初出場で初優勝を飾った。女子中学生の部に出場した飛永さんは、2回戦で相手の上段蹴りで技ありを奪われ敗北。それでも3位決定戦では気持ちを切り替え、得意の膝蹴りなど自分のペースで試合を優勢に運んで勝利を手にした。
伊与田康男館長は、「それぞれ目標を掲げ厳しい稽古に耐え、努力した結果が実を結んだ」と3選手を労った。
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