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ふるさと納税返礼品 10月から市民も対象に 地域経済の振興など狙い

経済

公開:2016年10月8日

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昨年度2週間で予定数を超えたヒルトン小田原のおせち(上)と今年初めて返礼品に加わった花政の小田原産胡蝶蘭(下)
昨年度2週間で予定数を超えたヒルトン小田原のおせち(上)と今年初めて返礼品に加わった花政の小田原産胡蝶蘭(下)

 小田原市は、これまで市外からの寄付者のみ対象だったふるさと納税の返礼品を、10月1日から市内在住の寄付者にも送ることに決定した。

 これは市民の郷土愛の醸成や地域経済の振興などが狙い。

 小田原市のふるさと納税制度は昨年9月にスタート。寄付者は寄付額に応じて1万円から33万円まで107種類のコースから返礼品が選べるほか、寄付の使途も選択できる。

 昨年度は年度末の今年3月までに4860件、約1億8100万円が寄せられた。返礼品には小田原特産の梅干しや干物、蒲鉾などが含まれることから、特に年末の御歳暮シーズンに飛躍的に伸び、11、12月だけで1・1億円以上が集まった。期間限定ヒルトン小田原のおせち4段セットは2週間で200件の枠が一杯となるほどの人気だった。

 今年度の返礼品は、新たに(株)花政の胡蝶蘭やバラ、西湘病院の脳ドックなどを加え、1万円から最高104万円までの142種類。

 年度当初、市は昨年度の倍の4億円の寄付額を見込んでいたが、都市セールスアプリ付iPad(6月30日で終了)などが人気を集めたのに加え、楽天やヤフーなどのサイトから申込が可能になったことなどが追い風となり、既に3991件、3億円超の寄付が集まっている。昨年度同様のペースで申し込みが続けば5億円に迫る勢いだ。

 10月1日からはヒルトンのおせちが期間限定品として追加。すでに42件の申し込みが入っているという。

 問合せは広報広聴課都市セールス係【電話】0465・33・1661(今年度の数字は全て10月3日現在)。

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