遅咲きの梅が見頃の小田原フラワーガーデンで2月26日、着物を着て梅園を散策するイベントが催された。
「集まれ!きもの女子!」と題したイベントは、園長の八木量子さんら女性スタッフが初めて企画したもの。
当日はよく晴れた園内に、艶やかな着物に身を包んだ40人ほどの女性が集い、観梅を楽しんだ。
秦野から参加した杉本理恵さん(19)は、現在着付教室に通う大学生。ブライダルのドレスコーディネーターを目指しており「和婚も増えているので、まずは自分で着付けられたら」と勉強中だ。この日はレンタルした鴇色の着物をまとい、園内をゆったり散策。来園者から写真の被写体を頼まれるなど注目を集めていた。杉本さんは照れくさそうに「菅原道真が好きなので、花といえば”梅”。着物で鑑賞するとやっぱり気持ちが違っていいですね」と顔をほころばせていた。
八木園長も梅柄の着物姿で訪れた観梅客をガイドしてまわり「参加された方はもちろん、一般のお客様からの評判もよかった」と手ごたえを口にしていた。
園内の梅は現在「見驚(けんきょう)」などの品種が見頃を迎えており、3月中旬頃まで楽しめるという。
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