小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2017年3月4日
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昨年も好評を博した南相馬の菜種油
東日本大震災から間もなく６年が経つ。小田原市内では、被災地支援や再生可能エネルギーの利用などを考えるさまざまなイベントが開催される。
曹洞宗神奈川第一宗務所婦人会は３月10日（金）、湘和会堂小田原で講演会と物産販売を行う。
午前10時〜午後12時30分は福島県南相馬市の菜種を搾った油やマヨネーズ、現地で育てた蚕の繭から紡いだ絹糸を加工したアクセサリーなどが並ぶ。午後１時〜３時は、北秋田市龍泉寺の佐藤俊晃住職が暮らしと仏事の関係について講演、ソプラノ歌手の橋本京子さんによる支援ソングの披露、歌唱指導もあり。
販売売上金は全額寄付する。講演と歌唱は先着１００人、参加は無料。問合せは同会小早川さん【携帯電話】０９０・３４２７・４５６７。
同じく10日に映画『太陽の蓋』が、市民交流センターＵＭＥＣＯで上映される。昨年７月に公開された作品は、震災から福島原発事故が起きた３月11日からの５日間、原発事故に迫る新聞記者を中心に、官邸内、さらに東京や福島で暮らす市井の人の姿を対比させて描いた。北村有起哉さんが記者役で主演を務め、当時の首相・菅直人役を三田村邦彦さんが演じた。
上映は午前10時〜、午後２時〜、７時〜。入場料千円で、伊勢治書店ダイナシティ店やハルネ街かど案内所などで販売。問合せは【電話】０４６５・２２・１０４４。
発災からまる６年の11日（土）には、街なかを歩く「さよなら原発小田原パレード」が実施される。お堀端通りのみんなの広場（警察署跡地）に午後１時集合、１時20分から１時間、小田原駅東口周辺を音楽に合わせてパレードする。小雨決行。問合せは実行委員会・小林さん【携帯電話】０９０・６７０９・９７７１。
同日、環境啓発イベント「おひさまマルシェ２０１７」がハルネ小田原うめまる広場で開かれる。午前10時〜午後４時30分。入場無料。映画上映会（ＵＭＥＣＯ第４会議室）やキッズダンスや書道パフォーマンス、藍坊主の藤森真一さんライブ、フォーラムほか。問合せは小山田さん【携帯電話】０９０・７００８・４４５５。
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