小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2017年5月13日
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リニューアルした昨年５月１日からの１年間で、小田原城天守閣へ約86万人が訪れた。スマートフォン向けアプリ「小田原城展示ガイド」の本格運用もスタートし、さらなる集客を目指す。
４月から天守閣の指定管理者となった小田原市観光協会は５月２日、リニューアルオープンした昨年５月１日から今年４月30日までの入場者数が、85万８０８９人に達したことを発表した。１年間の入場者数でみれば、過去最多を記録した１９６３年の58万８７４０人を大幅に越えた。
ゴールデンウィーク中も、入館者数は順調に推移。５月３〜７日には３万７８９人が入場し、リニューアル直後だった昨年同期の３万５４０人をも上回った。観光協会の原川博明さん（54）は、「リニューアル効果があった昨年に比べて今年は下がると思っていたのでうれしい驚き」と振り返った。
入場者の利便性向上に向けた無料のガイドアプリは、４月27日から本格運用を開始。ダウンロードしたスマートフォンのアプリを天守閣内で起動すると、要約された展示情報が画面に表示される。日本語に加え、英語、中国語にも対応し、入館者の６％を占める外国人客へのサービス向上も図る。さらに、窓口で画面を提示すると入場料が１割引きとなる。
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