小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2017年10月7日
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サインボールを手渡す鹿倉君
今夏、第99回全国高校野球選手権大会（阪神甲子園球場）で東海大菅生高のベスト４入りに貢献した鹿倉凜多朗捕手（３年・鴨宮中出身）が９月29日、加藤憲一市長を表敬訪問した。
「あの大歓声には慣れました」と笑顔で激闘の夏を振り返った鹿倉君。７月の西東京大会は強豪・日大三高、早稲田実などを次々と破り、甲子園出場を決めた。「寮の隣にある施設で毎日、深夜まで打ち込んだ。（早稲田実の強打者）清宮にはエース松本と話しを重ねて、終始インコースを攻め、打たせないリードを心がけた」と秘策を披露した。甲子園でもその巧みなリードに加え、４安打を放つなど攻守でチームに貢献。準決勝では優勝校となった花咲徳栄高（埼玉）に惜敗したが、小田原球児の底力を見せた。
鹿倉君は昨日から始まった国民体育大会・硬式野球に出場し、卒業後は大学に進学してプレーを続ける予定。「幼い頃からずっとこのポジションで野球を続けてきた。この先もキャッチャーとして、大学日本一を目指したい」と新たに決意した。
また、加藤市長からボールにサインを頼まれ「今、練習している最中」と照れながら応じると、市長も「これからの活躍でこのボールの価値が上がっていくことに期待する」と微笑みながらエールを送った。
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