小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2019年2月2日
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店舗で見せる笑顔で全国でも堂々と立ち回った山崎さん
第43回日本ショッピングセンター全国大会ＳＣ接客ロールプレイングコンテストが、1月25日に横浜市で開催し、ファッション物販部門にラスカ小田原内のエースコンタクト従業員・山崎仁呂子（ひろこ）さんが出場した。
昨秋の関東・甲信越大会で優勝。ラスカ小田原から初の全国大会出場者として期待を背負って練習を重ねた。ラスカ小田原の従業員らが相手になり、仕事の合間等に練習。しかし、山崎さんは応じ方、話し方に複数の指導をもらうと「ああしないと、こうしないと考えるうちに『じゃあどうしたらいいの！』」となってしまい、大会直前までスランプに陥った。
幾度のシミュレーションと緊張で頭を抱えながら舞台そでに立ったその時、「あ、もういいや、楽しもう」と吹っ切れた。「全国は来たくて来られる場所じゃない。せっかく機会をいただけたことを大事に。手伝ってくれたみんなに恩返しがしたい」との思いが去来した。
客役は福祉職への転職を機に初めてのコンタクトに挑戦する設定で、山崎さんは、商品説明より先に、初めての「不安」に共感し寄り添った。競技中は残り時間のベルも聞こえないほど「無我夢中」。気が付けば８分間はあっという間に過ぎた。
入賞は叶わなかったが、応援席から見守ったラスカ小田原、エースコンタクト従業員らはあたたかく迎えた。エースコンタクトラスカ小田原店の成田顕介店長は「普段から度胸がある彼女らしい振る舞い。私も学ぶことが多く、業界内でも１、２を争うほど有能。知識はもちろん、親身になってお客様に寄り添える誇らしい人です」と労った。
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