小田原市の奉仕団体・小田原白梅ライオンズクラブ(白梅LC/大滝靖生会長)が創立40周年を記念し、6月1日に湯本富士屋ホテルで「CN40周年記念講演会・式典」を開催した。
式典に先立ち開かれた講演会にはヤクルトスワローズの捕手として活躍、引退後はスポーツコメンテーターとして活動の幅を広げる古田敦也氏が登壇=写真上。兵庫の無名校から大学のスター選手になるまでの過程や一度は目前でプロ入りを逃したドラフト秘話など時折冗談を交える巧みな話術を披露。名将野村克也氏からは「耳の使えないやつは人間としての成長なんてない」と開口一番教え込まれたと明かした。配球に迷い一時期サインを出せなくなった事を振り返り「開き直れた瞬間、逆に視界が開けた」と成功への道を熱く語った。
式典には、加藤憲一小田原市長や白梅LC会員でもある牧島かれん衆議院議員ら来賓も多数出席し、LC関係者ら総勢300人が参加。大滝会長は「深化と創造というテーマのもと、地域の文化を掘り起し、また新しい時代への芽吹きという意味において多岐にわたって事業を展開してきた。その一つひとつが点でなく線、さらには円を描けるよう進めてきた」と総括。「今後も地域に密着した活動を続けていくことをこの場でお誓い申し上げたい」と力強く結んだ。
続いて倉田雅史実行委員長からは、1年間で取り組んだ周年事業の詳細が報告された。周年を機にしたケソンシティーダイナミックLC(フィリピン)との姉妹クラブ提携は式典の場で調印式が行われ=写真下、新たな絆の誕生に祝福の拍手が起こっていた。
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