小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2020年7月18日
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子どもたちが描いた絵（はこねプロジェクト提供）
昨秋の台風で被害を受けた箱根の復活を目指し結成された「はこねすきプロジェクト」は、全線運転を再開する箱根登山鉄道を祝う「塗り絵プロジェクト」を行う。子どもたちが描いた塗り絵を電車内に展示し、全線運転再開に花を添える。
小田原箱根商工会議所会員の若手と箱根地域の事業者有志で昨年結成された「はこねすきプロジェクト」。メンバーは７月23日に全線運転再開が決まった登山鉄道を、新型コロナ感染拡大が収束を見ない中で祝う方法を検討。はこねすきプロジェクトの御旗ともいえる箱根の姿が描かれたポスターの絵を塗り絵にし、子どもたちに描いてもらった絵を車両内に掲示する「塗り絵プロジェクト」の実行を決めた。
元の絵を描いた戸塚咲樹さん（小３）や箱根町内の小学校、箱根恵明学園、箱根登山鉄道（株）は同企画に賛同し動き出した。小学１・２年生の児童約１００人が描いた塗り絵は箱根登山鉄道（株）に届けられ、車両内への掲示の準備が進められている。メンバーの一人は「素晴らしい作品が寄せられた。運転再開を喜ぶ気持ちが伝わってくる」と話した。作品は、車両内に７月23日の運行再開日から10月末まで掲示される予定だ。
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