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鬼柳・桑原地区工業団地 「西側区域」整備へ 市が方針「企業誘致を推進」

経済

公開:2021年10月16日

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市議会建設常任常任委員会で示された鬼柳・桑原地区の工業団地整備の図面(一部)
市議会建設常任常任委員会で示された鬼柳・桑原地区の工業団地整備の図面(一部)

 小田原市の鬼柳・桑原地区工業団地整備について、市は、昨年竣工した東側区域に続いて西側区域の整備を推進する方針を示した。企業誘致を進め、地域経済活性化を図る考え。市議会9月定例会の建設常任委員会で明らかにした。

 鬼柳・桑原地区は、1984年から県の定める「都市計画区域の整備、開発及び保全の方針」で工業系保留区域として位置付けられている。

 東側区域(約20ha)は2019年に市街化区域に編入された。そのうち約9・4haについて不動産会社(株)ビッグ・ジャパン(小田原市中曽根・大野眞一代表取締役)が開発。造成工事を行い昨年10月に工業団地が竣工した。分譲した6区画(約7・5ha)は完売。進出した神奈川エルシー(株)(市内前川)は物流拠点を建設し、年内の稼働を予定している。

 西側区域は、県道711号線と酒匂川の間にあり、鬼柳地区(約6・2ha)と桑原地区(約6・1ha)からなる。ビッグ・ジャパンが開発を手掛け、これまでに両地区の地権者103人のうち9割以上から同意を得ているという。

 市では今後、地権者同意への協力や土地利用計画におけるサポートなどで、同社と連携しながら事業を推進する考え。第7回線引き見直し期間内(2025年度中)の市街化区域編入を目指し、工業団地を整備していく方針だ。

 市産業政策課は「民間開発ではあるが、雇用が生まれる製造業を中心とした企業誘致を支援したい」という。大野代表取締役は「官民で連携しながら、地域の意見要望をしっかり聞き『協力して良かった』と思っていただける事業にしていきたい」と話した。

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