小田原・箱根・湯河原・真鶴版
公開：2022年1月1日
エリアトップへ
通算26作目となる寄木製の記念トロフィーと金指さん
箱根町は昨年12月14 日、東京箱根間往復大学駅伝競走の往路優勝校に贈る寄木製の記念トロフィーを公表した。制作したのは箱根町畑宿の伝統工芸士・金指勝悦さん（81）。トロフィーは通算26作目となり、「東京２０２０オリンピック・パラリンピック」をモチーフにしている。
幅17cm、高さ27cmのトロフィーは、同大会シンボルマークの五輪とスリーアギトスをイメージしたデザインだ。エンブレムに使用された市松模様も取り入れている。台座は27cm角、高さ10cmでセーリング会場となった湘南の白波をイメージ。金指さんは「コロナ禍の逆風の中で頑張るアスリートたちに感銘を受けた」と思いを語った。
金指さんは病を患い、７年前から入院と通院生活を送ってきた。力を入れると体が痛むが、「大変名誉なことなので、頑張ってつくりました。生きがいにしていきたい」と笑顔を見せた。
小田原・箱根・湯河原・真鶴版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
