神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS

小田原の未来に願い込め 城北工生がチョークアート

文化

公開:2022年1月22日

  • X
  • LINE
  • hatena
制作した作品の前に立つ同校の生徒たちと守屋市長
制作した作品の前に立つ同校の生徒たちと守屋市長

 新たなまちづくりに向けた公民連携の拠点としてミナカ小田原内にオープンした「おだわらイノベーションラボ」で1月14日、県立小田原城北工業高校(立川健二校長)デザイン科の生徒たちが壁紙に描いた大型チョークアートのお披露目会が開かれた。

 制作したのは3年生9人。市内の壁紙メーカー「(株)デコリア」(松澤博司代表取締役社長)が同施設に提供した黒板壁紙「Black board」(幅約5m、高さ約2m)に描いた。

 テーマは「2030年の小田原」。小田原城をはじめ、桜、ちょうちん、干物など、生徒が「小田原の魅力」と考えるさまざまなものを描写。小田原城址公園のお堀に架かる橋と、その周りに飛び違う蛍の光も描いたほか「おいでよ!2030年の小田原‼」とのメッセージも記した。

 市未来創造・若者課によると、この取り組みは、黒板のように使用できる同ラボの壁紙の活用方法について昨年、市が同校に相談したことがきっかけ。10月から市と生徒たちが連携してコンセプトを練り、試行錯誤を繰り返しながら12月中旬に完成した。

 お披露目会で生徒たちは「桜の着色が大変で、制作中ずっと手がピンクになっていた」「お城や橋などは形が細かく、どこをデフォルメすれば良いかを考えながら描いた」「無事に完成して達成感がある」と制作時の苦労や、喜びを語った。

 守屋輝彦市長は「生徒にもデコリアの皆さんにも感謝」、松澤社長は「黒板壁紙は発信力の高い商品。プロにも引けを取らない絵を描いてくれてうれしい」と話した。

 作品は当面の間、同ラボで見られるという。

(左から)守屋市長、立川校長、松澤社長
(左から)守屋市長、立川校長、松澤社長

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のローカルニュース最新6

SDGs活動を一冊に

おだわらSDGs実行委員会

SDGs活動を一冊に

2023年度版が完成

5月18日

幻想的な竹灯篭

幻想的な竹灯篭

中井町 厳島湿生公園

5月18日

「なりわい体験」参加募集

「なりわい体験」参加募集

商議所会員 5月31日締切

5月18日

音楽とヒーリング

読プレ

音楽とヒーリング

6月16日 三の丸ホール

5月18日

5月26日に総会

西湘高同窓会

5月26日に総会

現役生と交流イベントも

5月18日

猫の里親会

猫の里親会

フレスポで

5月18日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月18日0:00更新

  • 5月11日0:00更新

  • 5月4日0:00更新

小田原・箱根・湯河原・真鶴版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook