東アジアスポーツ大会 独逸学園が初会場に ドイツ学校の絆深める
東アジアにあるドイツ人学校の生徒が一堂に会し、スポーツを通して交流を図る学校対抗戦「東アジアスポーツ大会」が11月13日から16日までの間、東京横浜独逸学園(茅ケ崎南2の4の1)で行われた。同所が会場となるのは初めてのことで、各学校が都筑区を舞台に親交を深めた。
同大会は2年周期で開催。東アジアのドイツ人学校同士の交流を深めることを目的に、09年に北京を会場に初開催された。3回目となる今回は東京横浜独逸学園が初の会場となり、上海や北京など中国から5校、台湾、韓国、日本の計8校のドイツ人学校に通う生徒約150人が都筑区に集った。競技はサッカーや水泳、バレーボールなど6種目。中高生を中心に出場し、学校対抗のポイント制で試合が進められた。
初日は各国の選手紹介や国歌を斉唱する開会式が行われた。式は選手宣誓や聖火台の点灯もあり盛大に。各選手が大会での奮闘を誓った。大会当日は選手が日ごろの練習成果を発揮。マラソンでは幼稚科の生徒たちも旗を振って応援する姿が見られるなど、盛り上がりを見せた。
全種目を終えた16日は閉会式が行われた。総合優勝は上海ヨーロッパ校。横浜校は女子サッカーで優勝するなどの活躍を見せたが、総合では4位に。また閉会式では和太鼓のパフォーマンスが披露されるなど、日本独自の文化を紹介。学校間で国際交流を深める場となった。横浜校担当者は「参加者同士がスポーツで親交を深めている姿が多く見られました。横浜校で国際的な交流ができたことを誇りに思います」と話した。次回の開催は2015年、北京校で行われる予定。
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