相鉄バス旭営業所=下川井町393=で7月24日、旭警察署・旭消防署・区役所・相鉄バスが協力し、テロ対策訓練が行われた。参加者は総勢約50人。旭区で同様の訓練が実施されるのは今回が初めて。
同訓練は伊勢志摩サミットや東京五輪を見据えて実施されたもの。公共交通機関でテロ事件が発生した場合の各機関の連携強化を図ることを目的としている。訓練の想定は犯人役の男がバスに発火性の液体を持ち込み、男がバスを下車した後、発火したというもの。最初、車内の異変に気付いたバスの運転手が乗客を外へ避難させ、消防を要請。到着した消防隊は、逃げ遅れて車内に取り残された乗客を救出し、バスを消火。救急隊は乗客の健康状態を確認した。その後、逃走した犯人役の男を警察官が発見。刃物を振り回す男を取り押さえた。
今回の訓練を指揮した旭警察署の杉村充淑課長は、「各機関、連携がよく取れていたと思う」と訓練を振り返る。さらに、今後の警察活動に関して、「不審情報の収集に努め、テロ対策にあたっていく。区内でテロは絶対に起こさせない」と力強く話した。
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