あおぞら谷津保育園(芳尾寛子園長)で12月11日、旧園舎のお別れ会が行われた。当日は園児のほか卒園者や地域の人々ら約120人が参加し、慣れ親しんだ園舎との別れを惜しんだ。
式典で、同園父母の会会長を務める卒園者は「園舎がなくなるのは寂しいけれど、新園舎ができるのはワクワクする。新しくなっても今までと変わらず、子どもたちの笑顔あふれる場所であって欲しい」と話した。園内に用意された、園児や卒園者からのメッセージボードや過去の文集、思い出のスライドなどに、参加者は懐かしそうに見入っていた。
同園は1975年に市立保育園として設立。05年に、多様な保育ニーズへの柔軟かつ迅速な対応ができるように社会福祉法人「あおぞら」に民間移管され、09年に「あおぞら谷津保育園」と改名された。
隣接する2階建ての新園舎には、新たに0歳児保育室、地域子育て支援スペース、一時保育室を設置。保育時間も午後8時までだったが4月から9時までに延長される。芳尾園長は「工事の期間は園庭が使えないことなどから、逆に地域の中に入っていく機会が増え、交流のベースができた。新園舎でも思い出を重ねていきたい」と話した。
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