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「環境配慮」がスタンダード
野毛印刷社が環境の取り組みを始めたのは、国際規格ISO14001の取得を目指した2003年。「近い将来、環境にいい商品でないと、お客さんに選んでもらえなくなるだろうと思った」と取締役工場長・高橋恵二さんは振り返る。
環境に負荷をかけないようにと、従来のやり方を一新。印刷技法は廃液を出さない「水なし印刷」、紙は適正に保護・管理された森林の木材を原料とするFSC認証紙、インクは石油系溶剤を使わないノンVOCインキを採用し、そのために機械も更新した。だが、現場からは「コストが厳しい」「作業しにくい」などマイナス面が指摘された。
それでも環境改革は止まるどころか加速した。「徐々に変えていく方がストレスは多い。一気に進めよう」と断行したのだ。「企業としての責務ですから」と高橋さん。課題や問題点をそのつど解決していき、社員にも環境意識が根付いていった。
07年には環境配慮企業としての事業展開「eco nogeプロジェクト」を立ちあげた。エコ素材名刺や紙エコペーパークラフトなど、数多くの環境に配慮した商品を企画・展開。また、社内の新しい設備や備品は文房具に至るまで「環境に配慮している商品かどうか」が基準になるなど徹底して「エコ」にこだわる。
さらに、社員のエコ意識を向上させるため、エコ検定の全社員取得を目指す取り組みも。「『環境』を重視し弊社を選ぶ取引先も増えてきた。今後も、品質向上と環境配慮に本気で取り組んでいく」と話している。
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