横浜市大関東学大 産学チャレンジで好成績 最優秀、優秀賞に13チーム
横浜市立大学と関東学院大学の学生が「第10回神奈川産学チャレンジプログラム」に参加し、最優秀賞に横浜市大から5チーム、優秀賞にそれぞれ7チームと1チームが選ばれた。
同プログラムは課題解決型コンペ。企業の経営課題をテーマに研究し、チームで解決策を提案する。
横浜市大3年の戸栗旭一(てるかず)さん、佐藤実里さん、菅野久美子さんは、京急百貨店(港南区)の「少子高齢化時代における子ども服フロアの活性化プラン」で最優秀賞に輝いた。昨年度に引き続き2度目の受賞。親子3世代を取り込む会員制度やフロア改装案など、企業分析やニーズの調査をベースに具体的な内容を練り上げた。
「京急百貨店に関する文献は全て読んだ。費用対効果まで算出して差別化をはかった」と話す戸栗さんが論理で引っ張れば、放送部出身の菅野さんが発表をリード。個々の得意分野が生かされたという。「2度目の最優秀は嬉しい。良いチームに恵まれた」と佐藤さんは笑顔を見せた。
優秀賞を受賞した関東学大3年の清水晶さん、大森美穂さん、稲川夏穂さん、中村百花さんは崎陽軒(西区)の「既存店を製品も含めて発展させた近未来型の店舗開発」について発表。女性人気を狙った「シウマイ男子」というアニメキャラクターを作り、サブカルチャーを活用した仕組みを提案した。また、若い層が気軽に入りやすいよう、店舗を新しくデザインした。シウマイ男子を発案した稲川さんは「皆で作ったキャラクターを送りだせてよかった。でも最優秀をとりたかった」と結果を悔やんだ。
今年度は30社が参加。18大学・245チームが応募し、最優秀賞を16、優秀賞を44チームが受賞した。
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