横浜市消防局は8月12日、長浜公園の多目的広場で、飛行場外の離着陸訓練を行った。金沢消防署や第二航空隊の職員など約50人が参加した。
訓練は道路寸断などの大規模災害の発生を想定して実施された。この日出動したヘリコプターは、通常時は横浜ヘリポート(福浦)に待機させている「はまちどり2」。発煙筒と隊員の手信号による合図のあと、広場に降り立ち、傷病者の模型を引き渡して再度飛び立つまでの一連の動きを確認した。訓練後はヘリコプターの見学会が催され、地域住民250人が搭乗体験や見学を行った。
今回の訓練は飛行場外に選定されている離着陸場を周知することも目的とされた。各区1か所以上あり市内で計31か所。区内は長浜公園のほか海の公園多目的広場も選定されている。
市内は8分で到着
市が所有しているヘリコプターは2機で、通常は福浦のヘリポートに待機している。離陸後は8分以内に市内全域、20分以内に県内全域に到着するという。
通常は県内での遭難者救出のほか、火災時は現場把握のため、上空からの映像転送などの活動を行っている。また県外へも出動しており、今年2月には山梨県の豪雪災害で孤立した地域への食糧、医薬品の物資搬送などを行った。
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