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豪雨被害の支援駆けつけ 関東六浦生が手を挙げ

社会

公開:2015年11月5日

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 茨城県常総市などで川の堤防が決壊し、甚大な被害をもたらした9月の関東・東北豪雨。同市では未だ、被災市民のために風呂を無料開放したり消毒液を配布したりするなど対応が続いている(10月31日現在)。

    ◇  ◇

 「ボランティアに行かないんですか?」――発災後、関東学院六浦高校では生徒から多くの声が寄せられた。当時、高校生ボランティアの受け入れ態勢は整っていなかったが急きょバスを手配。「定員を超える64人が集まり、バスを2台に増やした」と宗教部の手塚裕貴教諭は話す。大型連休中の9月22日、常総市に向け出発した。

 高校生らが行ったのは、地元公民館の清掃=写真=と、個人宅の泥のかき出しや畳上げ、家具出しなど。発災から10日ほど経った被災地は「泥が渇いて砂になり、風が吹くと一面真っ白になった」と松本穂香さん(3年)は振り返る。床上浸水した民家で泥のかき出しなどを行ったが、ボランティアは松本さんたちで3組目。「それでも土のう袋30個以上を運んだ。お年寄りのいる家で、家族だけの作業は大変だと感じた」と話す。

 幼児を含む3人の子どもがいる家庭で活動したのは石川琴佳さん(3年)。「中学生が部活から帰ってすぐスコップを持って手伝っていた。不便な生活の中で、私だったらできるのか」。助け合う姿に自分に重ね合わせ、必要性を学びとった。

 今回、発災からボランティアまでの自発的な流れを手塚教諭は評価。「当たり前になれば」と期待する。「誰か一人のための小さな作業かもしれないが、高校生でも集団で力になれる」と松本さんは話した。

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