横浜市立大学附属病院で3月1日、大規模災害を想定した「多数傷病者受入訓練」が行われた。震度6弱から7の地震が起きた場合、予想される金沢区内の死傷者数は1500人。同院は多くの傷病者を受け入れ、医療の拠点となる「災害拠点病院」の役割が期待されている。
訓練は首都直下型地震により、近隣の産業団地が一部倒壊したと想定。医師や看護師など約80人が、災害対策本部の設置や治療から手術室などへの運搬までを確認した。特殊メイクを施した模擬患者を最優先や治療待機などに振り分け、即座に状況を判断して治療に取り掛かるなど終始緊迫した雰囲気に。多数が殺到して混乱した昨年を受け、あらかじめ模擬患者に番号をふるなど課題を改善しながら進められた。
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