姉のトモコさん（左）とワカバさん。下は動画の一コマ
磯子区ゆかりの姉妹ユニット「東京ハイジ」が制作した動画が注目を集めている。しつけシリーズ「はみがきのうた」は、動画配信サイトＹｏｕＴｕｂｅでの再生が５千万回を越え、現在一日４万単位で増え続けている。英語バージョンも配信し世界中の子育て世代からコメントが寄せられている。
東京ハイジは、姉で磯子区汐見台在住のササキトモコさんと妹のワカバさん（中郡二宮町在住）の姉妹クリエイターユニット。トモコさんが脚本と音楽を、ワカバさんがイラストとアニメを担当。アニメや動画などを制作している。
主な活動は、ＹｏｕＴｕｂｅの「東京ハイジチャンネル」への動画配信。総再生回数は１億３千万回以上で、チャンネル登録者は16万人を超えている。現在40本以上の動画がおさめられている。
20年前から姉妹で活動している２人。８年前にしつけシリーズの動画を５、６本制作。６年前にＹｏｕＴｕｂｅにアップすると徐々に口コミで広がりを見せたという。特に「はみがきのうた」は、「（歯みがきを）嫌がっていた子どもがこの動画を見たら進んでやるようになった」といったコメントが多数寄せられている。
ばい菌目線で制作
リズミカルな曲調で「あーん！おくちをあけたらね バイキンさんがこんにちは」と始まる「はみがきのうた」は、ばい菌目線で作られた。「歯みがきを楽しく、子どもに重要性を知ってもらいたい」と姉のトモコさんは説明する。日本語バージョンの動画を見た世界各国の子育てママからコメントが寄せられ、昨年夏には英語バージョンも配信。「オーストリアのウィーンから感謝のメッセージをいただき、あらためて世界中で見られていることを実感した」とワカバさん。また「世界中のお母さんが子どもの歯みがきに困っていると感じた。動画が少しでも役に立てば」とも話す。
今後は、新シリーズのアニメや親子３代で楽しめる動画の制作も予定している。
動画は【URL】http://tokioheidi.com/movies/hamigakinouta/で見られる。
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