コンブの力で脱温暖化に取り組む「ブルーカーボン ヨコハマ コンブプロジェクト」から生まれた商品「ぶんこのこんぶ」が初出荷され、5月20日から3日間、FUJIスーパー店頭に並んだ。6月2日(金)・3日(土)にも同スーパーで販売される予定だ。
上から読んでも下から読んでも「ぶんこのこんぶ」の商品名は、金沢文庫にほど近い海で育ったことから。1カップ(429円・税込)に湯通しした生コンブが180g入っている。5月20日から3日間、神奈川県内のFUJIスーパー全44店舗で販売された。
「担当者から好評だったと聞いている。歯ごたえには自信がある」と話すのは同コンブプロジェクトを立ち上げた一般社団法人里海イニシアティブの理事・渡辺みのるさん。サラダや酢の物はもちろん、細かく切って天ぷらや餃子に入れても美味しいと話す。
「消費者の方が少しでも脱温暖化対策に関心をもってくれたら」との思いから、生コンブがパッケージされたカップには、海の浄化と温暖化対策への参加を呼びかけるシールが貼られている。渡辺さんは「金沢区のブランドとして、世界にも発信していければ」と期待を込める。明日6月2日と3日にも第2弾として同スーパーに並ぶ予定だ。
海中のCO2を杉の木の約5陪も吸収するコンブに着目した同コンブ プロジェクトは2015年秋に始動。金沢漁港の協力のもと、海の公園の前浜でコンブ養殖を開始した。昨年の4月には初の収穫祭を開催。様々なイベントに参加し、うどんや小龍包、ギョーザ、最中などコンブを使った商品を発表してきた。「今後も地元食材とコラボレーションした様々な商品展開を考えている。コンブを食べることで、温暖化対策を身近に感じて欲しい」と話した。
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