根岸中学校(磯子区西町)3年の山本虹太さん=写真=がこのほど、12月に開催されるバレーボール「JOCジュニアオリンピックカップ第30回全国都道府県対抗中学大会」の神奈川県代表に選ばれた。
県代表は、神奈川県内の中学校バレーボール部やクラブチームに所属する選手から選考。今夏に行われた選考会で12人が選ばれた。
春高に憧れ
山本さんが本格的にバレーボールを始めたのは中学1年生の5月。小学6年生の時、父親と一緒に観戦した春高バレーがきっかけだ。「自分もあのコートに立ちたい」。そのためには、「中学校からバレーボールの基礎を学びたい」と思ったという。
ただ、山本さんが進学した根岸中学校にバレーボール部はなかった。高校に向けて体力をつけようと陸上部に入ったがバレーボールへの思いを捨てきれず、藤沢のクラブチームに入部。学校にバレーボール部がない同じ境遇の選手たちと週4日、藤沢周辺で練習に励んだ。
選抜を意識したのは中学2年生の時。先輩がメンバーに選ばれ「自分も目指したい」と目標とした。選考会では、得意とするスパイク技術のほか、積極的に声を出してアピールし、代表入りを果たした。
山本さんは、身長181cmでクラブチームでは主にセンターを務めるが、選抜チームでは、190cmを超える選手もおり、ポジションはレスト(ウイングスパイカー)。チーム内の競争も激しく大会に向けての練習試合では、途中からの出場が多い。「スタメンで出たい思いもあるが、途中から出ることになったとしてもチームの力になりたい」。神奈川県代表として勝利に貢献することを誓う。
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