「第87回東京箱根間往復大学駅伝競走」が1月2日(日)・3日(月)に行われる。「花の2区」「要の9区」の舞台となる神奈川区では、地元・神奈川大の出場もあり、沿道は多くの応援者で賑わいそうだ。
選手は2日、東京・大手町を午前8時にスタート。区内では国道15号の東神奈川駅東口付近を9時15分ごろ通過予定だ。鶴見から横浜駅を通り、国道1号線を保土ケ谷、戸塚と駆け抜ける2区は23・2Km、各チームのエース級が集まることから「花の2区」とも呼ばれる。選手はその後、藤沢、茅ヶ崎、平塚、小田原を通り、箱根でゴールする。復路は、3日に箱根・芦ノ湖を出発し、正午ごろに区内を通過予定。この辺になると、優勝争いと同時に上位10チームまでに与えられるシード権争いも注目される。
神大陸上競技部は「箱根駅伝」に2年ぶり42回目の出場となる。昨年は惜しくも本戦出場を逃し、今大会は予選会から勝ち上がってきた。「あの予選会敗退によってチーム内に危機感が生まれ、辛く苦しい練習にも耐えることができた」と選手らは口をそろえる。先月の壮行会には、箱根駅伝のエントリーメンバーや陸上競技部の関係者ら300人が参加。中島三千男学長は「関係者は皆、神大の箱根復活を喜んでいる。一人ひとりが最高のパフォーマンスを発揮し、活躍することを期待している」と激励。これを受け、小杉新太郎主将は「2年分の思いを込めて箱根路を駆け抜けたい。目標はシード権の獲得」と力強く抱負を語った。
なお、神大陸上競技部は大晦日の昨日、東神奈川にある熊野神社を参拝し、恒例となっている「箱根駅伝」の必勝を祈願した。「御守」はマネージャーによって襷に縫い付けられ、選手とともに「魂の襷をつなぐ」を合言葉にゴールを目指す。
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