横浜駅東口の通称「ヨコハマポートサイド地区」=大野町・栄町・金港町周辺=の住人たちは、ポートサイド公園を媒介として様々なイベントを企画し、マンションの垣根を越えた地域交流を行っている。そうした活動が評価され、主催するポートサイド公園愛護会(上山哲郎会長)は11月7日に、横浜市公園愛護会表彰を受けることになった。
ポートサイド地区は、1990年代からアート&デザインの街をコンセプトに再開発が行われ、オフィスビルや高層マンションなどが立ち並ぶ地区となった。現在は、16棟のマンションに約8千人が暮らす。
マンションの管理組合は所有者団体のため、賃貸の割合が多い同地区のマンションでは、共助の観点から地域交流の必要性が叫ばれていた。そこで、ヨコハマポートサイド自治会の会長だった上山会長らが07年、マンションの垣根を越えた団体「ポートサイド公園愛護会」を発足。近隣マンションの住人ら29人(賛助会員21団体)は、各マンションの憩いの場となっているポートサイド公園の清掃ボランティアとして、毎週土曜日のごみ拾いを継続。数年前からは本格的に合同イベントも企画し、公園に親しむ機会を増やそうと、ラジオ体操や健康体操などを実施している。
市表彰について上山会長は「ボランティアの方々のお蔭で今日がある。今後も活動を続け地域住民の輪を広げていきたい」と話している。
9日にもイベント
また、同会は11月9日午前10時〜午後3時、公園フェスタ(焼き芋大会)をポートサイド公園で開催する。雨天中止。当日は、煉瓦づくりの石焼釜を使った「焼き芋」や「サンマ」(七輪貸し出しあり)を販売。その他、和太鼓や似顔絵、バルーンアートなどのイベントも予定している。
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