「第88回東京箱根間往復大学駅伝競走」(通称・箱根駅伝)が1月2日(祝・月)・3日(火)に行われる。「花の2区」「要の9区」の舞台となる神奈川区では、地元・神奈川大学が出場することもあり、沿道は多くの応援者で賑わいそうだ。
今回は、前回大会でシード権を得た10校と、10月に開催された予選会を通過した9校、予選会を通過できなかった大学の成績上位者で編成された関東学連選抜の全20チームが出場し、217・9Kmを競い合う。 選手は2日、東京・大手町を午前8時にスタート。区内では、国道15号の東神奈川駅東神奈川口付近を9時15分頃通貨予定となっている。鶴見から横浜駅を通り、国道1号線を保土ケ谷、戸塚と駆け抜ける2区は23・2Km、各チームのエース級が集まることから「花の2区」とも呼ばれる。選手はその後、藤沢、茅ヶ崎、平塚、小田原を通り、箱根でゴールする。復路は、3日に箱根の芦ノ湖を出発し、正午頃に区内を通過予定。この辺になると、優勝争いと同時に、上位10チームまでに与えられるシード権争いにも注目が集まる。
目標は最低10位
神大陸上競技部は、今大会が2年連続43回目の箱根駅伝となる。総合優勝2回(第73・74大会)を誇るが、ここ数年はシード権獲得も逃している。「神大復活」を期待するOBも多く、このほど行われた壮行会には、箱根駅伝のエントリーメンバーを応援しようと、大学関係者など約300人が集まった。中島三千男学長は「一人ひとりが全力を出し切ってもらいたい」と激励。応援指導部による演舞もあった。
記者会見で坪内武史主将は「今年のチームは、全てが昨年を上回った。一人ひとりが自覚を持って走れば、目標である10位以内(シード権獲得)も見えてくる」と、シード権獲得に自信をのぞかせた。
大後栄治監督は「10位前後は戦力が均衡しているので、気力・体力・知力を総動員する。(記録会の天候に恵まれなかったため)1万mの平均タイムは遅い方だが、スタミナはある。後半勝負でねばりの展開にもっていきたい。最低目標のシード権争いをすれば、それ以上もある」と意気込みを話してくれた。
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