横浜市資源リサイクル事業協同組合(高田哲二理事長)主催の環境絵日記コンクールが開催され、三ツ沢小学校(大石久宜校長・児童数738人)の樋口文南さんが最高賞の大賞を受賞した。10月28日には大さん橋ターミナルで授賞式が行われた。
「環境絵日記」は、小学生が夏休みの自由課題として、絵と文章の組み合わせで、環境問題などについて考えることを自由に表現する取り組み。13年目となった今年は、昨年環境や高齢化対応のモデルとなる「環境未来都市」に選出されたことを受け、横浜市が共催することになった。
今回のテーマは「環境未来都市」。作品は夏休み期間中に市内の小学生を対象に募集され、今年は1万8276の応募があった。9月末には最終選考会が行われ、優秀特別賞22作品が決定した。三ツ沢小5年の樋口さんの作品『星の見える町』が最高賞となる「環境絵日記大賞」に輝いた。
「今までで一番うれしかった」
受賞の一報を受け、樋口さんに喜びの声を聞いた。「横浜できれいに光る星を見てみたかった」。作品は日頃抱いている気持ちをそのまま文章に書き出し、ポイントになる「星」は試行錯誤の末、筆を振って描いたという。大賞については「イメージどおりの作品ができたので、入賞できたらいいなと思っていました。今までで一番うれしいです」。着られなくなった洋服を人形用にリメイクするなど、環境に対する意識も高い。周囲からは「想像力豊かで、アイディアが浮かんでくるタイプ」と評される。玩具メーカーに就職するのが夢。「みんなの笑顔が見たいから」と笑顔で話してくれた。
その他、優秀特別賞を受賞した児童は次のとおり。敬称略。
▽竹中瞳(東品濃小)、石井優香子(下郷小)、佐藤月菜(元街小)、根本莉衣(桂小)、MaiaJohnston(横浜インターナショナルスクール)、木野菜ツ子(すすき野小)、江夏美穂(希望ヶ丘小)、前川有里恵(元街小)、渡部帆(横浜中華学園)、赤松愛美(日下小)、田中千陽(中沢小)、片岡虹人(希望ヶ丘小)、青木愛珠(大岡小)、安室朋華(品濃小)、和田理奈(四季の森小)、藤田紗希(能見台小)、御園涼太(希望ヶ丘小)、鈴木彩音(さちが丘小)、佐藤帆夏(矢部小)、Yu-JinSong(横浜インターナショナルスクール)、柳澤美澄(富岡小)
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