中小企業庁は9月2日、「平成24年度補正地域商店街活性化事業(助成金)」の2次募集の採択結果を発表した。区内からは、「大口1番街(高須賀元会長)」「大口通商店街協同組合(荒川実理事長)」「六角橋商店街連合会(石川清貴会長)」が採択された。3商店街は今後、イベントなどを実施して集客を図る予定だ。
採択された事業計画は、今後改めて交付申請を行う。それぞれの事業詳細は以下の通り。
大口1番街
大口1番街では、今年で4回目となるふれあい秋まつりを行う。11月2日に行うフリーマーケットでは、例年の約2倍となる100件が出店を予定しており、主に地域住民が参加するという。また、11月4日には大収穫祭を行う。独自ルートで仕入れた地元の野菜・果物を特別価格で販売する予定だ。
「こだわりのお店。オンリーワンが集まる商店街」を目指している同商店街。高須会長は「地域密着で人と人のふれあいを大切にしています」と話している。
大口通商店街
大口通商店街協同組合では、弁護士などによる講座を月1回開き、ハロウィンイベントやクリスマスコンサートを例年よりも大きな規模で行うという。また、街のガイドブックも作成するという。若い世代に商店街に足を運んでもらうきっかけにしていく。
同商店街は「大口は生活ライフのサポーター」をテーマに、ふれあいを大切にする活気のある商店街を目指している。荒川理事長は「今回は新たなチャレンジ。まずは商店街に足を運んでもらいたいです」と話す。
六角橋商店街
六角橋商店街では、今年で3回目となる食べくら横丁を11月16日に行う。同商店街やその周辺の飲食店が集い、各店がイチオシの一品を食べ比べサイズにしてワンコインで提供する。助成金は告知やレンタル機材、通行量調査などに使用する。
同商店街は、これまでにもドッキリヤミ市場や商店街プロレスなど、様々な商店街活性化イベントを行っている。石川会長は「飲食店が盛り上がることで、周辺店舗への波及効果があるのでは」と話している。
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