JR東日本横浜支社(松崎哲士郎支社長)は9月15日、東神奈川駅のホームでカラーLED導入の点灯式を行った。同駅では、同一ホームから京浜東北線と横浜線の2路線が発着している。路線案内にカラーLEDを導入することで、どちらの路線が到着するのか一目で認識できるようになり、利便性の向上につながるとしている。
今回のカラーLED導入は、同支社が昨年度から推進している横浜線各駅のホーム照明LED化によるもの。同駅では、横浜線(町田方面)が到着する際には「緑」、京浜東北線が到着する際には「青」のLEDが点灯する。
到着路線の案内は、これまでも電光掲示板によって行っていたが、ホームの屋根全体に設置したカラーLEDで案内を行うことで、よりわかりやすくなった。同支社によると、カラーLEDによる路線案内は、日本初だという。
この日は川名薫区長を1日駅長として迎え、ホームで点灯式が行われた。区長は、「東神奈川駅は利用者も多く、区の重要な玄関口。カラーLEDの導入という日本で初めての試みが、同駅から始まることは非常に嬉しい。地域活性化につなげていきたい」とあいさつ。その後、関係者らと共にLED点灯を行った。
現場社員のアイディア
路線案内にカラーLEDを導入することは、同支社の設備系社員の発案。日頃、照明や電光掲示板などの点検を行う中で、色を使用することを思いついた。
同支社広報室では、「今回の導入は、あくまでも試行。今後もお客様の要望を受けながら、人と環境に優しい駅を目指していきたい」としている。
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