青木小児童 まち歩きガイドを作成 製作通じ「地元愛」育む
青木小学校(久保田節子校長)の3年1組36人が、学校周辺のとっておきスポットを紹介する「青木のまち とっておき 散歩ガイド」を作成した。親子や高齢者など世代に合わせたコースなど10コースが紹介されている。
この散歩ガイドは総合学習の一環で作成された。昨春、社会科の授業で地形や交通などを学ぶため、学校周辺を歩く「まち探検」を実施。そこで児童から「青木の素敵なところをみんなに教えたい」という声が上がり、ガイドづくりに挑戦することになった。
製作は、6月から今年1月までの8カ月を要した。神奈川区役所発行の「わが町 かながわ とっておき散歩ガイド」を参考に地域振興課を訪ね、場所の選び方やコースの作り方などのアドバイスを受けた。
児童たちは、高島台公園や松本商店会、東横フラワー緑道など、お気に入りスポットをピックアップ。手書きの地図には道のりが色づけられ、所要時間はもちろん、「47種類のパンが売られている」など、自ら調べた紹介文が写真とともに載っている。「4、5回はコースを歩いて修正した」と話す児童もいた。
地域住民招きまち歩き実施
3月4日には、地域住民を招いてウオークイベントを開催。昔の街並みを思い出しながら歩く参加者もおり、「普段通らないような道もあって新鮮だった」と話した。児童も「こんなに歴史ある町だと初めて知ったのでもっと勉強してみたい」と地域への関心を持つきっかけとなったようで、同校は「ガイドづくりやイベントを通して、子どもたちが地域に愛着を持ってくれたのでは」と話している。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>