白楽駅周辺 商店街を旗で埋めよう 住民らがアートイベント
白楽駅周辺で、10月下旬に開かれるアートイベントの準備が進められている。同イベントは、近隣に住むメンバーらが企画したもので、商店街や小学校を巻き込んで行われる。
「ぐるぐる白楽はためきアート展」と名付けられたこのイベントは、10月25日から11月8日までの15日間、六角橋商店街をはじめ白楽商店会、白幡商興会、白幡向町商愛会、仲手原商栄会(港北区)の5商店街約2Kmにわたり、アートフラッグ=写真=を飾るという企画だ。ヨコハマアートサイトの助成事業としても採択されている。
実行委員の五十嵐洋志さんが「白楽で何かイベントができないかと思いを巡らせていた」ところ、大倉山や六角橋商店街で行われたアートイベント「CAMPART」の実行委員長を務める宮川真治さん=人物風土記で紹介=らメンバーと知り合い、企画が実現。「もっとアートを身近に感じてほしい」と、商店街を旗で埋めることになった。
白幡小も参加
各商店街へフラッグ掲揚の協力を依頼したほか、白幡小学校にも参加を呼びかけた。10月2日に3・4年生約200人が「わたしのたからもの」をテーマに、プロ作家の指導のもとフラッグに絵を描く。教務主任の加藤智敏教諭は「子どもたちが地域とつながる良い機会になる」と期待する。また、10月18日には一般向けにフラッグ作りのワークショップも開催予定。これら完成したフラッグはイベント期間中、「アートフラッグゾーン」として商店街所有の電柱に掲揚され白楽エリアを彩る。「地域に愛着を持つきっかけになれば。子どもたちはきっと、大人になったとき『この町に僕の絵が飾られたんだ』と感じてくれると思う」と五十嵐さん。
そのほか、期間中は六角橋商店街に設けた「アートエリア」の4会場で様々な芸術作品の展示や販売、ワークショップ、パフォーマンスが実施される。初日にはオープニングパレードも企画中。詳細・問い合わせは実行委員会事務局【電話】045・314・5884。
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