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デンタルIQを高めよう!その45 インプラント第3回 薄くなった骨にも埋入できる 取材協力/かねやす歯科医院
インプラント治療に不可欠な歯を支える骨。前回紹介した奥歯の骨のないところに骨をつくる技術に加えて、前歯の損失により薄くなってしまった骨に適した治療法もあるという。「水平的な幅が薄くなってしまった骨を厚くする技術もより低侵襲に進歩しています」と金安院長。
これまでは親不知が生えているあたりのあごの骨を取ってきて前歯の歯茎を広く切開し貼り付け、定着するまで約半年、さらにインプラントを埋入してから半年待つという術法だったという。これをより低侵襲に行うことができる新しい技術が「スプリットクレスト」だ。
骨が薄くなってしまった部分に超音波器具で小さな切込みを入れ、専用の器具で少しずつ幅を広げていく。そこにインプラントを埋入し、骨補填剤を満たして骨を再生させる方法。インプラント本体が自分の骨に囲まれるので安定しやすい。「どのくらい骨の厚みのある段階で処置をするかが重要です。できるだけ抜歯する前に今後の治療方針を歯科医師に相談しましょう」
次回はより症状が悪化した際の骨の作り方について。
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3月15日
3月8日