宮前区版 掲載号:2017年4月21日号
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宮前幼稚園区内最古の園舎にお別れ56年の歴史に幕

教育

昭和38年の園舎の写真を見ながら当時を振り返る忠男さん
昭和38年の園舎の写真を見ながら当時を振り返る忠男さん

 宮前幼稚園(学校法人亀ヶ谷学園・野川1060)=亀ヶ谷忠宏理事長=の第一園舎が、認定こども園移行に伴う園舎建て替えのため、5月上旬に解体される。

 同園が設立されたのは1961(昭和36)年。6年前には創立50周年を迎え、輩出した卒園生は1万人に達した。設立当時は高津区との分区前で、宮前地区では初の幼稚園。第一園舎はこの時に建築されたもので、増改築されているが幼稚園の園舎としては区内最古の建物だ。第一園舎の赤い屋根は設立当時の園舎のカラーを受け継いでいる。

 園の創立者で初代園長を務めた亀ヶ谷忠男さん(87)は「昔は田畑に囲まれていました。道路も舗装されておらず、バスがよくパンクしたものです」と往時を振り返る。

22日に「ありがとうの会」第一園舎で思い出づくり

 現在園長を務めるのは忠男さんの息子の忠宏さん(60)。孫の元譲(もとのり)さん(30)も参加し、三世代で園を支えている。認定こども園への移行を決め、新しい園が2018年4月に開園する。忠宏さんは「新しい園になっても自然を活かし、子どもにとって一番良い環境をめざしたい」と抱負を語る。

 第一園舎は4月の入学式で役目を終え、5月連休明けに解体工事が始まる。解体を前に4月22日(土)、「第一園舎ありがとうの会」が第一園舎で開かれる。

 卒園児の父親らが中心となって今年1月から準備してきたもので、思い出づくりのための様々なイベントが企画されている。午後1時〜5時。参加は在園児、卒園児とその保護者が対象で、無料で参加できる。問い合わせは宮前幼稚園【電話】044・766・7907。
 

解体前の第一園舎と亀ヶ谷さん一家。左から忠宏さん、忠男さん、元譲さん
解体前の第一園舎と亀ヶ谷さん一家。左から忠宏さん、忠男さん、元譲さん

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