第27回全国選抜ゲートボール大会神奈川県予選大会(シニア)が14日、藤沢市の県立体育センターで行われ、宮前区選抜女子チーム「宮前」が初優勝。来年5月に開催される全国大会への切符を手にした。市内の女子選抜の優勝は今回が初。
今大会には県内各市区町の代表32チームが参加した。
「宮前」は市予選3位ながら予選リーグでは戦略的なプレーで強さを見せ、全勝で突破。続く8チームによるトーナメントも着実に得点を重ね、「こまくさ」(相模原市南区)、「西湘混成」(山北町)を破り決勝に臨んだ。
決勝の相手、「平塚B」チームは県内屈指の強豪。決勝でもその実力を見せ、リードを許す展開になってしまった。そして11対13で迎えた試合終了間際、横山アキノさんのプレーで3点を獲得、14対13で逆転優勝を決めた。
チームの司令塔でキャプテンを務めた高村妙子さんは、勝利を決めた瞬間のことを「びっくりした」と振り返った。
勝因は「皆が戦略を理解し、正確なプレーを心がけたこと」と高村さん。また、「普段どおりにゆっくりやろう」とメンバーに声をかけ、出来るだけ和やかなムードで試合に臨んだことも良かったという。「勝ちを気にしたら負けると思った」。笑顔とリラックスプレーが、本来の実力を発揮できた秘訣とのことだ。
チーム「宮前」は高村妙子さん、橋本茂子さん、横山アキノさん、吉村正子さん、河村美代子さん、宍戸千枝さんの宮前区ゲートボール協会所属選手6名で結成。普段は別々のチームでライバルとして競いあう仲だが、今大会では抜群のチームワークを見せた。
来年5月の全国大会へ向け高村さんは、「いつもどおり楽しんでやりたい」と語った。
メンバー募集中
宮前区ゲートボール協会では一緒にゲートボールを楽しむメンバーを随時募集している。対象は区内在住者で、年齢は不問。
詳細・問合せは同協会種村さんへ。【電話】044・977・4776
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