神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2011年9月30日 エリアトップへ

震災復興支援 飲食店がフェアで協力 有志が実行委員会つくり、10月実施

公開:2011年9月30日

  • LINE
  • hatena
あす1日は鷺沼駅前でイベントも予定している
あす1日は鷺沼駅前でイベントも予定している

 宮前区内の飲食店が参加した地域振興と被災地支援の取り組みが10月1日からスタートする。「自分たちの宮前区で何ができるか」を考えた区民有志が集まり、企画から約3ヵ月をかけて開催にこぎつけた。

 「宮前区が笑顔になれば東北・日本も笑顔になれる」をテーマに掲げ、「みやまえスマイル×スマイルフェア」と名づけられた今回の取り組み。立ち上げの1人で、区内鷺沼でホームページ製作会社を営む佐々木良司さんは「息の長い支援をするためには、まず地元(宮前区)を元気にすること」と企画の趣旨を話す。実行委員会にはまちづくりイベントなどにかかわる区民や飲食店主、本紙記者も加わる。柱は「地産地消」「地域振興」そして「被災地支援」。話し合いの末、区内の飲食店に地元産食材を使ったメニューを提供してもらい、店によっては東北産の食材もからめて、来店者にはあわせて復興支援の募金への協力も呼びかけるというフェア内容が固まった。日程は10月1日から1カ月。時期的に地元の野菜がほとんどないことがわかり、地元産食材を使ったメニューは一部店舗にとどまったものの、約30店舗の飲食店が趣旨に賛同。被災地・気仙沼の地酒を扱う店もある。宮前区商店街連合会や宮前区も後援し、区内企業や団体の協賛もとりつけた。

 フェアはチラシや本紙、ホームページなどでも紹介。さらに、あす1日には鷺沼駅前にてキックオフイベントも実施(10時から15時)。イベントの収益や集まった募金は宮城県の「東日本大震災みやぎこども育英基金」に寄付される。実行委員会では「区内の農家や飲食店が元気(活性化)になれば、より大きな支援ができる。単発で終わらせることなく、2回、3回と続けていくことが目標」と話す。

 フェアの詳細は「みやまえスマイル×スマイルフェア」ホームページmiyamaeku.comまで。
 

宮前区版のトップニュース最新6

飛鳥時代の倉庫復元

橘樹官衙遺跡群

飛鳥時代の倉庫復元

「歴史公園」来月オープン

4月26日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

4月26日

使いやすく大幅増補

川崎市

使いやすく大幅増補

おくやみガイドブック

4月19日

「川崎の町名」改訂版発行

日本地名研究所

「川崎の町名」改訂版発行

新たな「由来」などを反映

4月19日

菅生に大型リユース拠点

菅生に大型リユース拠点

官民連携でごみ削減へ

4月12日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月12日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook