神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
宮前区版 公開:2013年1月25日 エリアトップへ

団地集会所で日本語指導 ボランティアの大島さん

公開:2013年1月25日

  • LINE
  • hatena
団地内に住むインドネシア国籍の子どもたちに日本語を教える大島さん
団地内に住むインドネシア国籍の子どもたちに日本語を教える大島さん

 市営有馬第2団地(荒宏会長・約570世帯)の集会所で、同団地に住むインドネシア人2家族に日本語を教える活動が行われている。教えるのは、区内在住で15年前から中原市民館を中心に日本語ボランティアとして活動する大島とみ子さん。活動は家族が帰国する2月まで続く予定だ。

◇  ◇  ◇

 「”あとろ”じゃないよ、”うしろ”だよ」。地元の市立小学校に通うライサ・アデリアさん(8)の音読を聞き、漢字の読み違いを優しく指導する大島さんは、日本語を教えるボランティア団体「せかいじん」の代表を務めている。

 インドネシアからの家族は、おととし来日。当初は中原市民館に通って大島さんらボランティアに日本語の指導を受けていたが母親の事情で通えなくなったことで、家族の住む市営有馬第2団地周辺で指導場所を探したところ、自治会から集会所の使用許可を得た。通常、外部講師が教える習い事は有料だが、同団地自治会の荒宏会長は「家族は団地内の住民。ボランティア活動という点と、日本語を話せればコミュニケーションもとりやすいので使用許可した」と話す。

 指導は週一回、1時間30分ほど。同集会所のほか、昨年から、隣接するアリーノの利用も可能となった。2家族の帰国にあわせて2月頃で終了予定だが、「区内では宮前市民館に日本語教室があるものの、同団地周辺からのアクセスが悪く、通いたくても通えないのが現状。指導できる場所があれば今後も周辺に住む外国人を対象に活動を続けていきたい」と話している。
 

宮前区版のトップニュース最新6

飛鳥時代の倉庫復元

橘樹官衙遺跡群

飛鳥時代の倉庫復元

「歴史公園」来月オープン

4月26日

多摩川に「モトスマリモ」

国内2例目

多摩川に「モトスマリモ」

河原の石から数年で発生

4月26日

使いやすく大幅増補

川崎市

使いやすく大幅増補

おくやみガイドブック

4月19日

「川崎の町名」改訂版発行

日本地名研究所

「川崎の町名」改訂版発行

新たな「由来」などを反映

4月19日

菅生に大型リユース拠点

菅生に大型リユース拠点

官民連携でごみ削減へ

4月12日

仲間と歌いつなぐエール

能登半島地震復興ソング

仲間と歌いつなぐエール

市長や市議も「個人」で参加

4月12日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月26日0:00更新

  • 4月19日0:00更新

  • 4月5日0:00更新

宮前区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

宮前区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook