さぎ沼商店会(築野千明会長)は来年1月11日から「まちゼミ」を開催する。まちゼミとは地域の商店、企業のスタッフが講師となり、プロならではの専門知識、技術を無料ゼミ形式で提供するイベント。初開催となる今回は25店舗が参加。市内最大規模のまちゼミとしても注目を浴びている。
まちゼミは「まちの得するゼミナール」の略。愛知県岡崎市の商店街でおよそ10年前に初開催された。
「消費者」は知識、技術が無料で学べ、「商店」は店舗の認知や消費者とのコミュニケーションのきっかけづくりができる。両者の結びつきが地域の活性につながると注目を集め、現在では全国の商店街で展開されている。
さぎ沼商店会では「地域の皆さんに貢献したい」と2011年10月から月に1回のペースで加盟店の様々な職種の「マイスター」が講師を務める市民講座を開いていた。その大規模版といえる商店会全体で取り組む「まちゼミ」の話を聞いた時、「商店会として目指すべきところが同じ(築野会長)」と開催を決めた。
「まちゼミ」実施にあたり同商店会メンバーは発案者である「おかざきまちゼミの会」代表の松井洋一郎さんを招き、講習会を実施。講習を通して松井さんは「地域貢献したいというみなさんの熱意、愛情が感じられた。ぜひ、成功させて欲しい」と話した。
さぎ沼商店会「まちゼミ」の各店開催詳細は中面見開きにて。
開講情報はサイトでも
さぎ沼商店会の「まちゼミ」情報は公式ウェブサイト「さぎぬまどっとこむ(http://www.saginuma.com)」でも随時アップしていく予定。
同サイトは加盟店のお得情報や知識、生活情報などが満載の地域サイトとして人気を呼んでいる。ウェブクーポンもある。
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