川崎市業務改善選手権 宮前区役所が市長賞 区民目線の取組を評価
市の局区が日頃の業務改善の取り組みや研究成果などを発表する「チャレンジかわさき選手権(チャレかわ)」が1月31日に行われ、宮前区役所のチーム「新宮前兄妹」が最優秀賞にあたる市長賞を獲得した。
チャレかわは、市の人材育成の一環として毎年開催。日頃取り組んでいる業務改善などの事例発表を通して情報を共有し、職員や組織の意識改善、活性化をはかり、行政サービスの向上につなげていくことを目的としている。
5回目となる今年は、11局区が参加した。
市長賞を獲得した宮前区役所の発表内容は「また来たい区役所、宮前。〜若手職員が始めた区役所サービス〜」をテーマに、利用者目線に立った2つの取組み。
1つは目的別、分野別に色分けした庁舎案内図の作成。利用者から「どこの窓口に行けばいいか分からない」などの意見が多いことから作成した。
もう1つが窓口の待ち時間に渡される番号札をうちわにした「番号deうちわ」。夏場の節電を目的に3年前からの取組みだが、今年度は予防接種や市長選挙など身近な行政の情報をうちわに記載するなど、新たな工夫も見られた。
福田市長は組織内改善の事例が多い今回、宮前区は「区民がサービスを実感できる取組み」として評価した。
チームリーダーの半田俊平さん(区民サービス部)は「利用者の目線に立って考えるきっかけになった。これからもその目線で取り組んでいきたい」と話した。
なお宮前区役所チームは3月28日に福岡市で行われる全国大会、「全国都市改善改革実践事例発表会」に市の代表として出場する。
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4月26日
4月19日