金井小学校では、玉川大学と連携し、5月から3回に渡って「ミツバチの授業」を開催した。
4年生の環境教育授業の一環として、ミツバチの巣箱を1カ月間、屋上に設置。玉川大の中村純教授の指導のもと、1回目では、ミツバチの生態などを学び、2回目で設置しているミツバチの巣箱を実際に見学した。初めは恐がっていた子どもたちも徐々に慣れ、女王蜂を見たり、あまり危なくないオスのハチに直接触れるなどし、初めての体験に興奮した様子だった。
そして最終回となる3回目の授業では、1カ月かけて溜まったはちみつを取り出す作業を行った。巣のふたを取り、遠心分離機で蜜を取り出す様子を見学。前後の重さを計測し、予想を上回る蜂蜜の量に、驚きの声を上げていた。
「ミツバチの行動範囲は、およそ3キロ圏内。つまり、校内や家の庭、公園に咲いていた花から集められたもので、めったに味わうことのできない貴重な蜂蜜。経験してもらえて良かった」と担当教員。そして授業後、採取した蜂蜜はろ過し、児童一人ひとりに手渡されることとなった。
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