小山・小山ヶ丘・相原地区を管轄する南大沢警察署(井上明仁署長)で6日、武道始式が開かれ、石阪丈一市長をはじめとする来賓者の前で、署員らが日頃の鍛錬の成果を披露した。
選抜署員らによる柔道と剣道の高点試合では、有段者がずらりと並び、ハイレベルな真剣勝負が展開された。ダイナミックな技の掛け合いや素早い剣さばきに、会場からは惜しみない拍手が贈られた。
また、合気道演武や師範らによる「投の形」「警視流木太刀形」の披露、少年柔道・剣道の紅白試合も会場を賑わせた。
南大沢警察署管内は2009年の開署以来、犯罪数、交通事故数ともに減少しており、昨年12月まで1年間の「交通死亡事故ゼロ」を達成していた。また、地域や金融機関との連携により、軽犯罪や特殊詐欺の検挙数も増やしたが、特殊詐欺被害件数は増加傾向にあり、被害額9200万円は前年を上回っている。
井上署長は「更なる対策が必要。また2020年東京五輪でのテロ対策など、課題も山積み。日頃より心身を鍛錬することで自信を持って勤務する基盤とし、署員が一丸となって、安心・安全な町づくりを全力で取り組みたい」とあいさつした。
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