大和市消防本部(木下弘消防長)で25日と27日に、人命救助と初期消火に協力した2人に対し、感謝状の贈呈式が行われた。
25日に感謝状を贈られたのは深見西在住の桜田篤司さん(37)。桜田さんは昨年11月に、滞在していた沖縄県那覇市のホテルの大浴場で心肺停止となった81歳の男性に遭遇。他の宿泊客やホテル従業員と協力して、119番通報やAEDの準備、心肺蘇生を行った。救急隊が到着する前には呼吸と脈が感じられるようになり、男性は一命を取りとめたという。遠方での事案だったため、今回は那覇市消防局から要請を受け、那覇市消防局長からの感謝状を木下消防長が手渡した。
27日に感謝状を贈られたのは都内在住の片山卓さん(37)。昨年12月に大和東のビルで火災が発生した際、付近に居合わせた片山さんが出火場所を確認。近くにあった消火器を使用して迅速に消火にあたった。
現場は不特定多数の人が出入りするビルで、発見が遅れた場合、人的被害が発生する危険性も高い場所だったという。木下消防長は「ためらいのない的確な行動が被害を最小限にとどめてくれた」と謝辞を述べた。
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